美しい人

マリー=エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン夫人の名前を知らなくても、青いドレスを着て淡いピンクの薔薇を手にしたマリー=アントワネットの肖像画を目にした方は多いでしょう。
[[File:Marie Antoinette Adult4.jpg|Marie_Antoinette_Adult4]]

ヴィジェ・ルブラン夫人は、女性の自立が難しい18世紀に、アントワネットの他にもたくさんの肖像画を残した美貌の宮廷画家です。

ランバル公妃、ポリニャック夫人など王家に縁の人たちを描き、フランス革命勃発後は、イタリア、オーストリア、ロシア、ドイツで各国の王族や貴族の肖像画を手がけました。
フランスに帰国後も画家として活動を続け、イギリス、スイスでも活躍しています。
美貌の画家は、その才能と実力で各国の貴人の信頼を得て、約700点もの作品を残しました。


ヴィジェ・ルブラン夫人の作品は、そこに生きた人々の息吹を、現代に伝えています。

薔薇の小部屋

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