2021.10.28 11:00若き日のマリー=アントワネットよみうりカルチャー横浜『フランスに嫁いだ二人の皇女』第2回。マリー=アントワネットが王太子妃から王妃になり、マリー=テレーズ内親王、王太子ルイ=ジョセフ、ルイ=シャルルの母になり、享楽的な日々から地に足が付いた日々に変化する前半生がテーマでした。善意も悪意も一身に受けてしまうマリー=アントワネットは、なんて不自由な人生を生きなくてはならなかったのかと、悲しく思えてきます。次回はマリー=アントワネットの後半生。時代が求めた犠牲となってしまったマリー=アントワネットと周辺の人々を取り上げます。
2021.10.27 11:00マリー=アントワネットの女官よみうりカルチャー恵比寿「啓蒙の世紀を生きた女性たち」第2回のテーマは、マリー=アントワネットの女官たちでした。『ベルサイユのばら』にも登場するマダム・エチケットことノアイユ伯爵夫人、現代なら"お友達人事"といわれてしまいそうなランバル公妃とポリニャック侯爵夫人、首飾り事件発覚のきっかけになったカンパン夫人、ヴァレンヌ逃亡に同行したトゥルゼル侯爵夫人・・・多くの女官がマリー=アントワネットの人生に関わり、革命勃発後に亡命できた女官、断頭台に消えた女官、外国で貴族の称号を得た女官など、様々な人生があります。次回は女性の自立が困難だった18世紀に、才能を開花させて生きた女性たちを取り上げます。
2021.10.13 09:4510月期初回昨日は、よみうりカルチャー恵比寿『啓蒙の世紀を生きた女性たち』今日は、よみうりカルチャー横浜『フランスに嫁いだ二人の皇女』それぞれ10月期の初回でした。18世紀は女性が活躍した時代ですが、女性の社会進出が阻まれた時代でもあります。啓蒙の世紀は人間を目覚めさせましたが、同時に女性を家庭に閉じ込めようともしました。母であり妻であり、独立した個人で生きることが困難だった女性たち。自分で得た収入も、夫のものになったのです。その中で精一杯に生きようとした女性たちの人生を辿ります。
2021.10.08 10:0012日開講『啓蒙の世紀を生きた女性たち』自分らしく生きる。現代でも自分らしい生き方を全うするのは難しいこともあります。啓蒙の世紀といわれる18世紀の女性たちは、どのように自分らしさを求めたのでしょう。外交政策の一つとしてフランス王妃になったマリー=アントワネット、教養で女子教育の祖を築いたカンパン夫人、才能で自立したローズ・ベルタン、知性と美貌で革命の女王といわれたロラン夫人、華やかな社交術で魅了したジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ、悲劇の王女マリー=テレーズ・・・6回にわたり、与えられた運命を力の限り生きようとした女性たちの足跡を辿ります。
2021.10.07 17:15美しい人マリー=エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン夫人の名前を知らなくても、青いドレスを着て淡いピンクの薔薇を手にしたマリー=アントワネットの肖像画を目にした方は多いでしょう。